信念とは みなさんの神経伝達回路にできあがってしまったパターンのことです。
ある回路が形成されると、常にその回路を電流が流れるのと同様に、
自動的に、
同じ選択→同じ行動→同じ人生が繰り返されてしまうのです。
この回路を破壊することなく 新しい回路は形成できません。
この仕組みを理解することなく 信念の解体は難しいでしょう。
そして新たな回路を形成する必要がありますが、定着には少々時間がかかります。
でも信念に気がついて、それがただのパターンだと気づいただけでも、
人生に変化が起こりはじめます。
たとえば、1歳6か月で弟が生まれて、
「赤ちゃん」から一日にして「お姉ちゃん」になったわたしは
お手伝いをする→褒められる
お手伝いをしない→不機嫌になられる
というパターンが繰り返された結果、
どんな時もそばにいる人のニーズを気にかける癖がついていました。
お手伝いをすると「気が利くね」と褒められたので
「誰かを助けること=快」 というパターンが形成されたのです。
それは主にわたしの人生にとってプラスに作用してきたように思えますが
マイナスの面も持っていて
それは たとえ家族であっても「誰かが一緒にいる時には完全にリラックスできない」
ということでした。
わたしはこのことに自分で気がついていなかったので
どんなに愛していても「ひとりになるとホッとする」
「ひとりの時間がどうしても必要」であることに
どこか罪悪感を抱いていました。
でもわたしの中に「常に相手のニーズを満たそうとしている」
「役に立とうとしている」自分を見つけた時にその罪悪感が消えました。
そして 今では 誰といても
それはそれはリラックスできるようになってしまったのです。
気がついたらお茶さえも入れてあげていなかったりするほどでした(笑)
このように信念は気がついただけでも その効力の8割を失います。
信念から解き放たれると 自由な活き活きとした感覚が甦ってきます。
これはみなさんからの日々の報告メールでも確認しています。
ワークショップ当日は信念のしくみについてお話しをさせていただいたのちに
ワークを行いみなさんの信念を無力化してゆきます。
実際にわたしはこの2年間くらいで
見つけた信念はすべて解除できたと感じています。
解除できると現実はすぐに変化するので
わかります。
意識が変わるのに時間がかかるだけで
意識が現実に反映するのは早いんだな
っていうのが実感です。
努力とかで現実に働きかけるよりも
信念に働きかける方がずっと効率的
というか信念に触れないままでは
あらゆる努力も徒労に終わるのに なぜむだに努力するかな??
とまで思ってしまいます。
信念解除後の過ごし方も非常に大事で
古い信念は崩壊後
まるでゾンビのようにじりじりと
再構築を始めるので
ここで元から絶つ!
ことが重要です。
こちらもご参考にどうぞ。
どれほどあなたが絶望しているのかに気がついた方がいいかもしれない
人生からの招待状を受け取りましょう。
人生が変わるのをいつまでも待つのをやめて
自分の手で人生を変えましょう!
2017年7月11日
※過去記事につき 信念を解除し 人生を変えるためのワークショップは終了しています。
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