BLOG 幸せの処方箋

どのようにして一番やりたいことが仕事になったかを振り返る

どのようにやりたいことが仕事になったかを振り返る【序章】の続きです。

やりたいことが何にもわからなくなっていたわたし
「なにもしないこと」をしてみる
ことに取り組んで
それがある程度クリアできたら

次にガイドから伝えられたのは
「やりたくないことを止めること」
でしたが

「やりたいこと」がわからない人は
この「やりたくないこと」
もわからないのが普通です。

子供のころ
やりたいことをやる度にとがめられたり
「嫌だ、やりたくない」
という度に叱られたり
やりたくないことをがまんしてやった時に褒められたり

ということが日常的に繰り替えされると

「やりたい・やりたくない」
という感情を感じることを抑えるようになり
「今どのように行動したら 受け入れてもらえるだろうか?」
考えて行動するようになります。

子供にとっては親に受け入れられること=生き延びること
なのでこうなってしまうのは至極当然なことです。

ですので自分に問いかける言葉は常に
「今自分はどうすべきか?」となります。

「今自分はどうしたいか?」
「今自分はどうしたくないか?」
は次第にぼんやりしてきます。

その結果何がしたくないのかも
よくわからなくなっているのですね。

そこでガイドはわたしにこう伝えました。
「やらなきゃ」って思ったことはやらなくてよい

「やりたいことは ただ やる」ので
「やらなきゃ」って思うということ
それはあなたがやりたくないからである

というのがその理由でした。

たしかに~~~!!
と思ったわたしはさっそく
「やらなきゃ」って思ったことはやらなくてよい
に取り組みました。

でもでもでも!!!

やらないでいることに対する自分自身への
ダメ出しがハンパなく

やるべきことがちゃんとできない自分は

世界一のダメ人間だ

こんな自分は無価値である

生きている価値さえないのではないだろうか?

とさえ思えてきて、

やりたくないことをやったほうが100万倍マシ
っていう気分になるのでした。

そこでガイドからの指令は
「やらなきゃ」って思ったことはやらなくてよい
から
「やらなきゃ」って思ったことはやってはいけない
へと進化しました。

ここでようやくわたしは
やりたくないことをやらないことを自分に許可する
大義名分ができたような気分になって
やらなきゃって思ったことを
ひとつづつ止めていったのです。

「このカップすぐに洗っちゃわなくっちゃ」
って思ってしまったから今洗っちゃダメ。

「はやくお洗濯しなくちゃ」
って思っちゃったから 洗濯禁止。

みたいに。

すると家の中は次第にカオスになってゆきました。。。

でもこれはワークなんだ、投げ出すわけにはいかないんだ
と思い 家族の理解(我慢)があったことも幸いし
わたしは頑張って続けました。

やるべきことがちゃんとできない自分は

世界一のダメ人間だ

こんな自分は無価値である

生きている価値さえないのではないだろうか?

という自分への攻撃は収まらず
どころかカオスの家の中が目に入るたびに激化し
わたしはひどい落ち込みに苦しんでいました。

何もしていないのにもかかわらず、
一日の終わりにはヘトヘトに疲れていました。

これこそが
やるべきことをしなければ 生き延びることはできない
という幼少期にわたしが信じ込んでしまった信念による反応なのであり

この信念は
幼くして弟が生まれたわたしが、お手伝いをすると喜ばれ(=快を感じる)
嫌だと駄々をこねると喜ばれなかった(=痛みを感じる)
ということが繰り返された結果の
単なる条件反射に過ぎないのです!

無邪気に犬に近づいた結果噛まれてしまったとしたら
次から犬に近づくときには身体は緊張してしまいます。

犬に近づくこと=痛み
という条件反射のパターンが
身体にできてしまったからなのです。

同様に
求められている行動をとらないこと=痛み
というパターンが出来上がっていたわたしは

そのような行動がとれない自分を
痛みから守るために
全力で「やりなさいよ!」と追い立てます。。。

「やっちゃダメ」
「やらねば!」
このアクセルとブレーキを
同時に踏んでいるかのような
エネルギーの向きが
疲労困憊の原因だったのです。

続きます。。

どのようにやりたいことが仕事になったのかを振り返る(その2)

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