さて 「引き寄せの法則」 逆効果を生まないために の続きです。
「自分がすでに十分であると感じることで 変化が起こる」
何かを求めて 宇宙のルールである引き寄せのパワーを活用しようとする時
うまくゆかない人はすべてあるパターンにはまっています。
それは何かを求めれば 求めるほど
それがない自分を 手に入れていない自分を「足りない」と認識してしまうことです。
あたりまえのようですが
あなたが何か願いを持っているということは
あなたは今 それを持っていないということですよね?
だからこそ「欲しい」と思う訳です。
ですが何か欲しいものに意識をフォーカスした際に
「それを手に入れることができる」と信じることができなければ
それを欲しいと思うたびに
「足りない」「自分にはそれがない」
と印象付けてしまうことになります。
今それがない自分の現実にあまりにもフォーカスしてしまうと
「足りない現実」に対する不満 不足感が生まれます。
わかりやすい例をあげると
たとえばあなたは燦々と陽の光が降り注ぐ
広々としたリビングのあるお家が欲しいと思っているとします。
そしてそれを手に入れる、と決心します。
ところが理想をイメージすればするほど
実際の住まいとのギャップを感じます。
「あぁ、せまいなぁ」「片付かないよ」「このお家好きになれない」
「なぜこんなに日当たりが悪いのかしら?」
こんな風に 今まで以上に強く感じてしまうのです。
またあなたは
「心から理解し合えるパートナーが欲しい」と願い
その関係にコミットします。
ところがそのために逆に現実とのギャップに目が向き
「退屈だな」「ひとりでお休みを過ごすのは淋しい」「ひとりぼっちだわ」
「お料理しても喜んで食べてくれる人がいないなんて」
などと感じてしまうと
その感情は 足りない現実を引き寄せて
足りない現実を 引き続きあなたの前に展開し続けるでしょう。
それこそが
「これがなければ絶対に幸せになれない!」と思い入れている
強い願望ほど 叶いにくいということの理由でもあります。
願いが「悲願」になっちゃっている方は要注意。
ちょっとその思いをブレイクしましょう。
いったん忘れて別のことで楽しんでみましょう。
結果にとらわれずに
今自分が何を生みだしているのか?
に意識を向けましょう。
「いまはそれがまだないだけ」なのだと信じることができたら
それがまだない現実も 楽しんで過ごすことができるようになります。
「今それがない」ことを楽しむことができたなら
それはずっと手に入りやすくなるのです。
2010.11.8