BLOG 幸せの処方箋

かけがえのないあなたという存在 比較は幻想

ある小学生の女の子が
新学期に新しい筆箱を買ってもらいました。

女の子のお家は母子家庭で 
いつもお母さんが一生懸命働いていました。

あまり裕福ではなかったので 女の子は
何年も同じ筆箱を ふたが締まりにくくなっていましたが
大切に使っていました。

パートタイムのお給料が出たので 女の子のお母さんが
可愛い筆箱を買って帰ってきてくれたのです。

その筆箱は女の子の大好きなピンク色で
ふたのところには可愛い動物の絵が描いてあり
女の子は嬉しくて 早く学校に持っていき
その筆箱を使うのが楽しみで仕方がありませんでした。

次の朝学校に行って女の子が筆箱を机の上に置くと
クラスのみんながその筆箱を

「可愛いね~~~」とほめてくれました。

女の子は嬉しくて幸せでした。

ところが 隣の席の女の子がやってくると
その子はふたがピカピカ光る電飾のついた真新しい筆箱を
机の上に出しました。

クラスのみんなが集まって

「わぁ~~~~!!すご~~~い!!いいなあ~~~」

と大騒ぎしました。

さっきまで嬉しかった女の子の心がザワザワし始めました。

あんなに最高に素敵だと思っていた自分の筆箱が
なんだかありふれたつまらない筆箱に思えてきました。

さっきまで
見るたびにお母さんの愛を感じて
心があったかくなっていたあの筆箱。。。

みなさんは
この女の子のことをどう思いますか?

あなたのその筆箱はお母さんがあなたのために買ってくれた
特別な筆箱なんだよ?
そう思うかもしれません。

でもこれは日常的に 大人の世界でだって
わたしたちの人生に展開していることです。
マーケティング、と呼ばれる販売戦略は
日々このようなドラマを生み出しています。

そして
何かを手に入れても
まだもっと。もっと。
と心が満たされず

地球の山は削られ 樹々は切り倒され
世界中の海にはマイクロプラスティックやごみがあふれかえり

手にしたものを捨てられない人のために
片付け屋さんという職業まで存在しています。

女の子が隣の女の子の光る筆箱を見て
自分の筆箱と比べることをしなかったなら

お母さんが自分を想って
やりくりの中買ってくれた筆箱を見るたびに
心が満たされたはずだとは思いませんか?

誰かや何かと比較することで
本当の価値が見えなくなります。

自分自身のことさえ
誰かほかの人と比べることで

その価値が見えなくなってしまっている人が
たくさんたくさんいるのです。

競争社会、比較、という概念は
もう十分豊かになった現代においては
有害でしかありません。

それはビジネスモデルであり
決して個を幸せにはしないのです。

わたしは子供の頃から

「ひとはひと」

と言われて育てられました。

その母の口癖を覚えているくらいです。

そのせいなのか
わたしは人と自分を比べるということがありません。

それは本当に幸せなことです。

だって人と比べて
自分の価値が上がったり下がったりするのであれば
素晴らしい人に会うと落ち込み
そうでない人と会うと安心する
という本来とは逆の反応が起きるのではないでしょうか?

あなたはあなたのままで
あなたの素晴らしさがあります。

あなた自身は
あのピンクの筆箱のように特別であり
創造主の愛が込められており
かけがえがないのです。

誰が何と言おうとそうなのです。

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