BLOG 幸せの処方箋

どのようにして1番やりたいことが仕事になったかを振り返る(その15)サロンの場所に導かれる

どのようにして一番やりたいことが仕事になったかを振り返る(その14)助け人現る の続きであり
たぶんこのシリーズ の一応最終回となります。

今回のテーマは
記念すべきわたしのファースト☆セッションルーム

わたしにとりましてとってもとっても思い入れのある
素晴らしい恵みに満ちたあの場所に
導かれたとしか思えないそのいきさつについて書かせてくださいませ。

わたしは新しい自分のスペースを求めていました。

そのための貯金もアイディアも何もなかったのですが
わたしは必ずそんなスペースを見い出だそう
と思っていました。

その頃していたことといえば
せっせと不用品を破棄することでした。

暑い夏だったと記憶しています。

汗だくになりながら
要らないものをどんどん捨ててゆき
ついにはわたしの持っていた持ちものの3分の2以上を捨ててしまうことになったのです。

不用品の3分の2をただ捨てるだけなら
一日でも充分というものですが
それに何日も何週間もかかるというのは
やはりそこにくっついているエネルギーを
なかなか手放せないからなのでしょうね。

そこには痛みを伴うこともあったとほんのり記憶していますが
ある時点ではずみがついて
まるで憑き物がついたかのように(笑)ガシガシ手放してしまうようになり

持ちものを手放すごとに
自分が自由になっってゆく感覚
どんどんエネルギーが戻ってくる感覚を実感していました。

どこかの記事に書いてあると思いますが

このことからわたしは

持ちものというものは
使っていようといまいと
目に入ろうと入らなかろうと
持ち主のエネルギーを消費しているのだ

と確信しました。

それはちょうど電気製品のプラグが
コンセントに挿し込まれていると
いつでも電気が使えますが そのかわりに使おうと使うまいと
ある一定の待機電力を消費するのととても似ています。

今では

わたしたちは目のまえにあるものに自分自身のエネルギーを与えて実在化してしまう

という現実のしくみがこの頃より明確に見えていますから
当たり前すぎると思えますが

この頃は実に不思議で
しかしその気持ちよさに
モノを手放すことに拍車がかかっていったのでした。

そうして来る日も来る日も
お片付けばかり
その合間にちょっと前に毎週のように買っていた本を
捨てるにあたってチラッと読み返したり
というようなことをしていました。

この頃取ったガイダンス をHPに乗せていますが

その2 すごい勢いで家中の処分や整理をしたとき

私:私が今行っていることの真の意味は何ですか?

もう古くなってうまく働かなくなった観念・信念を捨て去る事の象徴です。

あなたは変容のときを迎えています。
サナギが蝶に変わるとき サナギはそれに抵抗しようとはしません。

まだ自分がなったことのないものになることですが
それが素晴らしいものだと知っているのですから。

そしてサナギは 蝶になるのに最もふさわしい形をとって準備をします。

あなたは肉体レベルで エネルギーレベルでまた精神レベルで 変容のためのスペースをつくっています。

実に納得できる状況だったのでした。

そんなある日友人から電話があり
「そういえば物件見つかったの?」
と聞かれました。

わたしは
「見つからないわ~~物件ってどうやって探すの?」
と返事しました。
家を借りたことがなかったのです。

友人はあきれて
「不動産屋行くとか住宅情報誌とか買ってきて探すんだよ~~
何もしないで見つかるわけないじゃん」
と言いました。

わたしはさっそく住宅情報誌を買ってきましたが
いろいろな条件に合った物件は
山のように出ている物件のうち2つしかありませんでした。

そのうち一つは荒川の向こう側。
荒川を超えるとわたしはなぜか
すごく遠くまで来ちゃった感がハンパなく
落ち着かなくなってしまうためパス。

そこでわたしは残った一件の物件を扱う不動産屋さんに電話をしてみました。

すると不動産屋さんは
「あーもうこの物件は決まっちゃってますね~」

と言いました。

「あ。そうですか。わかりました」
と言って電話を切ろうとしたところ
その不動産屋さんが
「でもお探しでしたらこれと似たような物件をお送りしますよ」

と言いました。

電話を切った後
本当に大袈裟ではなく1メートル以上ものファックスが届き

わたしはうんざりしてしまい 見ないで全部ゴミ箱に捨ててしまいました。

そして再び毎日お掃除をしたり
ぽかーんと未来に思いを馳せたりしていました。
きっと自分にピッタリの場所が見つかると
何の根拠もなくわたしは信じていたのです。

そしてこの頃私はハワイ島が世界で1番好きな場所でしたので
ハワイ島の風が吹き抜ける感覚をいつも感じていました。

それから1ケ月近く経ったある日
例の不動産屋さんから電話がかかってきました。

「そういえば以前物件をお探しでしたが見つかりましたか?
実は今日ちょうどいい物件が出たのでお電話しました」

と言われてわたしはすぐに
「今から行きます!」
と答えました。

不動産屋さんについたとき
もうあたりは夕暮れ時で暗く
それから車で連れて行かれたところは淋しげで
しかもその物件は雨戸が閉まっていて

最高!素敵!とは全く思えませんでしたが
わたしは何故なのか
「ここ借ります」
と答えていました。

自分でもなぜかはわかりませんが
なんかもう決めないと決まらない
という気持ちもあったんだと思います。

それからお金を工面して(ここは割愛。簡単ではなかったとだけお伝えしておきます)
無事に賃貸の初契約をしました。

そして友人と再びその物件にお昼に向かってみれば
なんとも素晴らしい場所にその物件はあったのです。

駅前は広々としていて富士山が見えて
おしゃれなオープンカフェのオーバッカナルがあり
駅からの道はなんとも美しいポプラ並木の遊歩道で徒歩5分。

かわいい小さな2階建ての一軒家で

南西の角地で日当たりが良く
居住者以外はほとんど車の通らない道路に面しており

窓が多いので風通しもとても良かったのです。

かわいいお庭もありました。

サロンの並びに天照さまの神社があって
極めつけは草笛の道という
自然のままの小川の流れる遊歩道が
数キロに渡ってサロンの裏手にありました。

天照さまの神社の裏手にあたる草笛の道のある場所は
ちょっとしたエネルギースポットで

レムリアンシードからのこのメッセージ を受け取ったのもそこだし
こんないろんなメッセージを受け取った のも
初めて妖精に遭遇したのもそこなんです。

あんまり素敵な場所だから
セッション後のお昼休みにクライアントさんをお連れすることもあったりして。

そうしてケリーのお散歩に行くと
ミントがついてきたりしたのでした。

ああ~~幸せな記憶がいっぱいだなあ。

その草笛の道を風に吹かれて歩くとき
ハワイ島のエネルギーと同じエネルギーを感じたものでした。

わたしは特別に縄文人が住んでいたという(石崎さん情報)
その場所に惹きつけられていました。

毎日心はハワイ島の風に吹かれていたので
その波動にピッタリの場所に引き寄せられたのだと
わたしは今でも信じています。

長~くなってしまいましたが
これがわたしが 好きなことを仕事にするまでのいきさつです。

もしも嫌になったなら
その日から辞めてもいい、と決めており
ご予約の方にとっても
そうなったならお断りすることがベストだと信じておりますが
未だにその日は来ません。

何をやっても飽きっぽく
ひとつのことを続けたことがひとつもないわたしが
20年も日々同じことを続けています。

本当にわたしはこのお仕事が好きで
毎日出逢う方に深い愛情を感じます。

それがいつまで続くのかはわかりませんが
その日までご縁のあったみなさまの
真の姿を取り戻すお手伝いができることとっても嬉しく思っています。

きっとみなさんにも
ご自分の持って生まれた資質を活かして
いつまでも飽きずに新鮮な気持ちで取り組める
何より好きなことで最も世界に奉仕できる
そんなものがあるはずです。

きっとまだ見つかっていないだけなのです。

ぜひ探そうと決めてください。
そうしたならきっと見つかるはずです。

昨年末よりなんとなく始まってしまったこのシリーズも
一応ひと段落です。
長くお付き合いくださりありがとうございました♡

 

 

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