ヒプノセラピー

 

ヒプノセラピー(退行催眠療法・前世療法)

画像の説明
私たちは3次元に生活しています
そしてこの3次元には「今」という時間しか存在していません
「今」以外の時間は別の次元に存在しています
そして私たちは3次元だけでなく別の次元にも同時に存在しているのですが
「今 ここ」に強くピントが合っている状態です。
昔のことを思い出す時 映像が少しぼんやりしているのはそのためです

ヒプノ・セッションでは
身体と心の緊張を解くことによってこのピントを緩ませて意識を広げることで
過去の次元の記憶にアクセスできるのです
眠ってしまった時のように意識はなくなりません
現在の意識は保ったまま「意識(のフォーカス)を広げる」というほうが近いと思います
この状態を催眠状態といいます
顕在意識によるコントロールが弱っている催眠状態では
時間や空間などへのフォーカスも緩むので
潜在意識の中に眠る幼児期や前世の記憶へもアクセスできます。
誰でも潜在意識のプールの中に過去の記憶をひとつ残らず持っています

現在抱えている問題の原因となる条件付けがなされた時間と空間に戻り
感情を開放し理解すると 嘘のように問題から開放される事がよくあります
催眠中は潜在意識に理屈付けの力がなくなっているので
ありのままに原因となった出来事を受け入れる事ができます
そのときの感情を解放し 自分に与えてしまった条件付けを解除します

理由の分からない恐怖や不安 引きこもり 依存症 対人恐怖 過・拒食症 不眠症などに効果的です
またこの条件付けにより 自分の夢を叶える事を自分が無意識に止めている事がよくあります
この無意識のブロックの解放にも効果があります

いままでどうしても催眠にかからなかったという方 ご相談ください

 

「催眠にかかったのかどうかよくわからない」のであればそれはかかっていないのです
けれどもセラピーがうまくいったかどうかは どのくらい深く催眠状態になったかには関わりなく
トラウマの原因となった感情を解放できたかにかかっています
このようなタイプの方は「どうしても真実だけを見たい」という強い気持を持っていらっしゃるのが普通です
けれども別の次元に存在している過去を認識するのは3次元の意識なので
「これは自分がでっち上げているのではないか?」というような疑いやジャッジが生まれやすいのです
ジャッジや判断は直ちに3次元に意識をフォーカスするので 余計にかかりにくくなります
わたしは出てくるものが真実であるかどうかということよりも
「なぜそのことがあなたの潜在意識から出てきたのか?」ということのほうを大切にしています

いかに顕在意識を安心させてあげて休ませるかがポイントになります

意識の状態をリーディングしながら
適切なシンボルやナビゲーションを用いて 今までかかりにくかったとおっしゃる方も
すべての方が1回で必要な過去世もしくは幼児期のトラウマにフォーカスできています

前世・私の場合

 

強制収容所にいるユダヤ人女性

看守による性的虐待を受けている。その男を死ぬほど憎んでいるが同時に依存している。
(なぜならその男に相手にされなくなったら殺されるから)
そしてそんな自分を情けなくて許せないでいる。
この時はすごく強い感情を伴っていた。私はあまりの憎しみと自己嫌悪で吐いてしまった。

パッと場面が変わって 私はぼろぼろの服のまま 看守の男もその格好でステージに立っていた。
カーテンコールだ。私は看守役の男と手をつなぎ、その手を高く上げて観客に応えた。
気が付くとその人は現世でよく知っている人だった。そういえば会った時から他の人と少し違っていた。なじみがあると言うか・・。
ステージでハグまでしている。あの憎しみはなんだったんだろう?
あなたを苦しめる人はあなたに縁の深い人で、ある事を学ぶためにその役を生まれる前に引き受ける約束をした。と聞いた事があります。

人生は本当に一幕の芝居なのかもしれません・・・。
本気で演じているので 芝居の最中は芝居だと思っていません。
仇役とだって口もきかないのです。
でも芝居がはねたら (人生が終わるとき) 肩を抱き合い お互いよくやったねと喜び合うのかもしれません。

舞台の上の憎しみやら悲しみやら喜びやらの感情は 芝居を見ている人たちの感情もひきだして
人類の感情のプールに加えられるんですね。

被害者も加害者もないんだと気がづいて 私は「恨む」という感情から自由になった気がしました。
そっかー、なんだか10分間で人生が悟れたような不思議な体験でした。
やっぱり感情は味わう事が大切なんだな・・(そのために生きているのだから・・)

名もない平凡な人生のとき 幸せだった事が多いので (といっても1度も有名人だった過古世はでてこないが)
つい目立たず引っ込んでいたくなります。個人として注目を集める機会があると恐怖がムクムク沸いてきたり・・
魔女狩りにあった記憶のためか ヒーリングを仕事にするまでにたくさんの恐怖と向き合う事になりました。
それらの恐怖をひとつひとつみつめながら やっとここまでこれた気がします。

前世を知る事で 今回持たなくてもいいような条件付けを手離したり
考え方の癖に気付いたりします。
でも何より自分自身を知る事は楽しいし ありのままに自分を愛することの役にたつと思います。

(自分で退行催眠を行った時)

 

その1

アジア大陸のどこかの王制がしかれている国
私は折れそうなほど細くて 肌が病的なほど真っ白な王の愛妾だった。
王はどんな時も私を膝に抱いている。(すごく小さいので)
私は愛される事にしか関心がない。美しくなくなったらもう愛されないに違いないと思っている。
彼女にとって美しい事は 生きる事だ。王の事はそれほど深く愛している訳ではない。
というより「愛する」ということがどういうことなのかわたしは知らないのだ。
次のシーンで私は死んでしまった。王は私をかき抱き嘆き悲しんでいる。
私は肉体を離れつつ「なぜそんなに悲しむの?愛するってどういうことなの?」とクールに思った。
そこまで人を愛せた王の事が羨ましいような 他人事のような変な感じがした。

この前世を思い出した事で 私は一つの強迫観念から開放された。
それは美しくなければ愛されないというものだ。
もちろんわたしは特別美しくも何ともないのだが 実はこの観念に縛られていた。
だから苦しかった。小学生の頃からすこしでもきれいになるために涙ぐましい努力をしたし、
男性とデートする年頃になると どう見えるかが気になってありのままでいられなかったりした。
当然デートも楽しめない。
男性に対してだけじゃなく女性に対してもだった。
きっと前世でそれにより生き延びたので 美しい事だけが自分の価値だと思い込んでしまったのかもしれない。
年齢が進むにつれ、老化現象はオーバーじゃなくって 本当に死ぬほどの恐怖だった。
もう生きていけない・・という感じ。
ところが何故かこの前世を思い出した頃から 気にならなくなった。
アー、らくちん。何だったんでしょう?今までのことは・・・

潜在意識は自分が生き伸びるために必要だと感じた情報を記憶します。
その記憶は予測としてわたしたちの人生を支配します。

たとえば 酷い裏切りにあって非業の死を遂げた過去の記憶にが強く残っている場合(おそらく死後の次元で完全にそれを昇華できなかったということでしょう)誰かを信じたら 自分が恐ろしい目にあうのではないかという予測を潜在意識の中に持ち続けていることになります。
潜在意識の中なので自分ではっきりと自覚はできず 何となくそういう感覚にとらわれています。
それは 今回の人生を制限し 自分を苦しめるものとなるため 気づき 手放す必要があります。

その2

「バビロンの時代」という文字が浮かんだ。
いかついアラブ人の商人の男。アラジンにでてくるジャファーのイメージ。ホントにああいう服を着ている。
髭も眉毛も真っ黒で濃い。目がとても険しい。
地味な妻と子供たちがいるが 彼にとってあまりウエイトを占めていない。
かといって愛人がいるわけでもない。妻も子も私を恐れている。
不機嫌な顔をして 灰色をした石畳のバザールを歩き回っている。
愛とか喜びなどが感じられない。ただ人生をやり過ごしたと言う感じだ・・・。

その3

白人の女性。茶色の髪と眼をしていて ふっくらとしていてとても幸せそう。
スペインかイタリアのあたりで暖かい気候。なだらかな斜面が続いているような赤土っぽい土地で 質素な木の家に住んでいる。
革紐を編んだようなサンダルを履いていて
ふわっとした白いブラウスの上に胸のところで紐を編むようになっているベストみたいなのを着ている。
マチルダ(ド)という名前。24歳位。
近くにかもなんかがいるきれいな湖がある。
髪や睫毛が白っぽいほど金髪で 鼻が高く(大きく)それが目立つ顔立ちののやせた男性と暮らしている。
その人は木の床にしゃがんで日曜大工みたいなことをしている。すごく無口な人。
(今の私にはぜんぜんタイプじゃないのに)彼をホントに心から愛しているのを感じる。

次に 湖のところで彼に矢があたって死にかけているシーンに変わってしまった。
狩の弓矢が誤ってあたってしまったのだ。私は彼を膝に抱えて嘆き悲しんでいる。
現世の私はベッドの上で死ぬほど泣いていた。

催眠から覚めて 私はしみじみ名もない平凡な人の人生の幸福を思った。
そしてまたあれほどまでに誰かを愛した事があっただろうか?と考えてしまった。

その4

南国の少女。不美人だが愛嬌がある。同じ村に恋人がいる。ちょっとダサい感じのごく普通の若者。
お祭りかなにかで 男と女がそれぞれ一列になって 焚き火をはさんで向かい合わせで踊っている。
恋人と目を合わせて笑い合っている。健康的で生きていることをシンプルに喜んでいる。
また名もない幸せな人生について考えさせられた。

その5

断片的。
すごーく昔。海に面した洞窟のような所で石と薬草と音波のようなもの(?)を使ってヒーリングをしている。
10代の少女。麻布でできた服を着ている。(病のエネルギーから守るため)
とても真剣だ。

その6

ネイティブ・アメリカンの若者。動物の骨や歯で作ったアクセサリーをしている。
皮でできたテントで 円くなって座っている。一族の事をとても思っている。
(このときの長老・その妻・親友・妹とは アリゾナを訪ねるツアーで出あった)
自然に対してとても敬虔な気持ちを抱いている。
自分の一族を守るために戦い 人も殺すけれど そこにはなんの罪悪感もない。
誇りを持って だだシンプルに生きている。

そういえば10代の頃原宿でターコイズのアクセサリーを見て すごーく心を惹かれたのを思い出した。
この人生は現在の人生と関係が深いような・・・気がします。

番外編
(退行催眠で思い出したのではなく 記憶にあるもの)

 

平安時代。平家の女性。
渡り廊下でつながれた屋敷の周りは巨大な池になっていて そこに舟を浮かべて日がな一日遊んで暮らす。
(庭全体が池になっている屋敷を 歴史の教科書や平家物語などで見たことがないのたけれど 絶対そうだった)
貝合わせやまりで遊ぶ日々。
内側を金で塗った貝合わせをどこかで見たとき 切ない程の懐かしさとともに蘇った記憶です。
池の水に映る桜などの木々や 水面に浮かぶ花びら 少しにごって見える水の色など。
時間がゆっくり流れていてとても幸せな日々でした。
(その日暮らし、どんなに遊んでも罪悪感を感じない性格、時間の観念のなさなど この時と今回は似ているのでは・・)

(前世療法セラピスト伊澤葉香さんとのセッションによるもの)

中世フランス。ヒーラーの女性。
魔女狩りにあって処刑された。
わたしは預言者&ヒーラーとして王族の秘蔵っ子だった。
国中が私の予言にしたがって行事を決めたりしていた。
ところが 王族の誰かの病気を救えなかった事から(これはあとで想いだした)
群衆の風向きが変わり 私は魔女として今度は憎まれ お城を追われたのだった。死は敗北ではなかったのに・・。
王家の人々は 群衆を恐れて私を見捨てたのだ。
そして私は火あぶりにされた。 その時の失望感・屈辱感が杭に縛られた手足に残っていた。
「群衆心理というものには実体がないのです。
それはふとした風向きで変わります。
皆自分自身で考えるという事をしようとはしないのです。
何故自分で決めないの?私が何をしたの?
私の言うことを聞きたがったのはあなたたちのほうでしょう?」
という感情が出てきました。


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